メカジキ縦延縄漁業
ここではまず小笠原父島の海でとれる魚や、島の漁師さん達の研究と創意工夫を経て進歩してきた、漁業の内容と漁法について軽く触れてみたいと思います
- 小笠原 父島の漁業 縦延縄漁
- 小笠原では、沖縄から導入した「ソデイカ旗流し」漁を改良し、日中、深いところにいるカジキやマグロを対象とした「たて縄漁」が盛んに行われるようになりました。
小笠原父島は、メカジキ縦延縄漁が盛ん。また深海500M以深から釣り上げるメカジキは冷たい深海を生き抜く脂を蓄えており非常に美味。漁は100キロを超える大物メカジキを狙い、釣れればその巨体を船上で素早く解体し魚倉にて冷やしこむ。夜明けから日没過ぎまで漁は続き、危険が付きまとい体力が必要だ。だからこそ美味しく、鮮度良く皆さんに食べて頂ければ…と常に思う。
参考記事 小笠原島漁業協同組合で魚の水揚げ見学! | 農林水産体験レポート | とうきょうの恵みTOKYO GROWN
底魚一本釣り漁
父島近海、遠くは硫黄島近海まで小笠原諸島は底魚一本釣り漁が盛んだ。特にオナガ鯛(ハマダイ)は重要なウエイトを占めている。
その名の通り、水深200mから300mに餌の付いた針を沈め、オナガなどの魚を釣る。船から釣り竿を使って丁寧に一匹ずつ釣り上げます。餌は主にムロなどの切り身を使います。
参考記事 水産業|小笠原諸島|島のくらし (metro.tokyo.jp)
ソデイカ漁
ソデイカ漁は11月頃から4月位まで。
以前は縦延縄漁業の合間に釣れていたソデイカだが、新しい機器を導入する船舶も増え、現在ではソデイカ盛漁期にはソデイカ漁に専念する船も増えている
また同時にムラサキイカ(アカイカ)も釣れている。
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